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清家農園みかん山通信(177号)令和8年3月号

 2月がサッッサと逃げていきました。梅が散り、気の早い桜の枝がいつもの年のようにチラホラ咲き始めています。山なのか野菜畑なのか庭なのか区別がつかない敷地のあちこちで鶯が鳴いています。鶯にも上手な鳴き声から正当な鳴き声?を教えてあげたい位下手な鳴き声もあります。通常日が立つにつれてだんだん上手くなるのですが、中には不器用なのか遺伝なのか、はたまた独創性があるのか、オリジナルを通している鶯も居ます。人間にもいろいろな人がいるので鶯にも個性があっって当然、と思いながら聞いているのですが、私のその時々の気持ちによっても聞こえ方が違っています。気持がゆったりしている時は、「あぁ春だなぁ」と幸せな気分になります。心にゆとりが無い時は、「そんなに騒ぎ立てて急かさないで」と感じてしまいます。
 ここの処、雨が殆ど降らず市の有線放送も毎日節水を呼びかけていました。毎日蜜柑の荷を送るため郵便局に行きますが、途中のダム湖も水位がかなり下がっていました。何より影響を受けていたのは人間より蜜柑の木でした。頑張って実をつけ収穫を終えて「やれやれ栄養を取って体(木)を休ませなければなければ」というときに絶食をさせられていたので痛々しい程の弱りようでした。蜜柑はともかく、ガザの殆どの子供達が栄養失調になっているとユニセフの報告書にありました。生きとし生けるものは、自然の恩恵を受けて生きていますが、人間は自分達同士で愚かな殺し合いをやめません。不戦の誓いを立て80年間戦争をしなかった日本の首相さえ人を殺す武器の輸出を許可しようとしています。いくらお金が儲かっても人の命との引換えは許されることではありません。孫達が戦争に巻き込まれないという保証が年々薄くなっている気がします。
世界人口の1%が世界の富の半分を所有し、富裕層が政治的地位につく可能性は一般人より4千倍も高いという統計が有り、世界中で貧富の格差が益々拡がりつつあります。野生の動物と違って人が生きてゆくにはある程度のお金が必要です。でも亡くなる時には身一つなのですから巨万の富は必要ありません。世界中どうしてこの様になってしまったのでしょう?99%の一人として、疑問に思わざるを得ません。 人は助け合わなくては生きていけません。宗教や人種や国の違いを超えて助け合って暮らせる世界を、生きている内に見たいと願っているのですが、残念ながら実現は厳しそうです。片田舎のみかん農家のオババが嘆いていても世界は変わりませんが、せめて子供達には「世界中が仲良くしないといけないよ」と知らせたくて、二十数年間続けている世界の料理教室を外国人実習生やALTや国際結婚した人などに来て貰い、3月8日に開きます。「あの美味しい料理がある国いいねー」と子供達も大人も思って欲しいです。3月は、はるみ、月末よりみかんジュース販売開始です。
今年はジュースを沢山搾りました。4月はデコポンです

捨てられぬ物に囲まれ春隣